2011年のブエルタ・ア・エスパーニャから始まって2016年まで、なんと5年以上も世界最高峰のレースと称されるグランツールに出場し続けている選手がいる。スタートリストに名を連ね続け、どのレースにおいても完走を果たし、そしてチームへ確実に貢献し続けていることに対して、人々は尊敬を込めて彼を“鉄人”と呼ぶ。この偉大な記録を持つ“鉄人”アダム・ハンセンがサイクルモードのメインステージに初登場！
誰よりもグランツールをよく知るアダム・ハンセンに、今年のツール・ド・フランスの各ステージで果たした役割や苦労、そして共に戦うチームメイトについて、さらにメカニックや機材に至るまで存分に語り尽くしてもらいましょう！栄光も苦しみも味わってきた彼からどんな言葉が飛び出すのか！？ロードレースファンは見逃せない！
ゲスト
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アダム ハンセン
2011年のブエルタ・ア・エスパーニャからグランツールを完走し続けており、日本では「鉄人」の愛称で知られている。2012年から2016年の5シーズンにわたり、3大グランツール全てを完走している。現在彼が持っている16連続出場記録は世界記録である。
脚質はルーラーであり、チームにおいてはリードアウトトレインの一員も務めている。スプリントステージにおいては、他のチームメイトと協力しエーススプリンターのアンドレ・グライペルの勝利を担う。
アシストとしての才能だけでなく、自身もこれまでグランツールにおいてステージ2勝を挙げるなど、個の力においても秀でている。2013年のジロ・デ・イタリア第7ステージにおいては、逃げグループから単独で飛び出しステージ優勝を飾った。また、2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージにおいてもレース終盤にメイン集団から飛び出し、得意の独走態勢に持ち込みステージ優勝を果たしている。
また、彼自身の理論による狭いハンドル幅や、自作のフルカーボン製シューズなど、機材面においても他の選手とは一線を画したこだわりを持っている。エンジニアとしての一面もあり、現在所属するLOTTO SOUDALチームのロジスティクスに関するソフトウェアの制作をおこなっている。その他にも自身のアパレルブランドを持っているなど、レース活動以外にも多彩な才能を発揮している。
○生年月日：1981年5月11日
○出身地：オーストラリア クイーンズランド州サウスポート
○身長：186cm
○体重：76kg
○所属チーム
・2007～2010 T-モバイル
・2011 オメガファーマ・ロット
・2012～2014 ロット・ベリソル
・2015～ ロット・ソウダル
○グランツール連続出場・完走記録
・ジロ・デ・イタリア 2012年、2013年、2014年、2015年、2016年
・ツール・ド・フランス 2012年、2013年、2014年、2015年、2016年
・ブエルタ・ア・エスパーニャ 2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年 |
